介護ビジネスのフランチャイズで失敗しないためには、効果をだせる営業方法を知っておくことが大切です。抑えておくべきポイントを紹介しています。
国や市町村といった行政から介護保険などで利用料金が支払われることが多い介護事業ですが、だからといって顧客となる利用者を行政が斡旋してくれるわけではありません。
介護事業をフランチャイズ経営していく上で、利用者を確保するための取り組みは必ず必要となってきます。
利用者獲得のために、積極的に営業を仕掛けてくのは当然ですが、ではどこに営業を仕掛ければよいのか?この業界の素人ではなかなかわからないのも当然です。通常介護サービスの営業先としては、居宅介護支援事業所や地域包括支援センター、病院や診療所、町内会・老人会をはじめ、介護事業をおこなっている同業者などが挙げられます。
ただ実際に介護事業を運営しているとわかることですが、実際の介護ビジネスで利用者(顧客)獲得に大きな力を発揮するのは主にケアマネジャーになります。
ただ集客時のケアマネージャーへの営業活動をする際には、来られると困る時期というのがあるので注意しましょう。
一般的には毎月10日までに営業に行くこと。この間は介護報酬の請求業務があるので、ケアマネジャーは手一杯です。この期間を外すのは鉄則。さらに営業は必ず何度も足を運び、こちらの熱意や誠意を伝えることです。一度会っただけで、大事な利用者を新規でできた介護事業者に紹介しようとはまず思いません。
ケアマネージャーへの営業方法や注意点は多々ありますが、1番心しておきたいことは、相手の立場にたって考えてみることです。ケアマネージャーが気にかけ、欲しているのは、介護を必要とする人たちの日々の状態なのです。ただ一人のケアマネジャーですべての人たちの状況を把握するのは実際には困難です。
ですから日々の状況や欲しい情報を提供してくれる事業者は好まれる傾向にあるようです。こうしてみると介護ビジネスのファンチャイズを始めるなら、毎日利用者の見守りもできる配食サービスなどは、かなり営業面でもやりやすいのではないでしょうか。