超高齢化社会を迎え、拡大する介護ニーズ。ノウハウを持ち、サポートを受けられるフランチャイズでの開業は、個人・法人を問わず注目されています。
デイサービスや訪問介護、訪問看護など介護保険で賄われる事業の他、高齢者向け配食サービス、美容サービスなど介護保険外の事業もあわせ、介護分野は幅広く、様々な事業があるのです。
フランチャイズに加盟する際、「開業のしやすさ」と「事業の将来的な継続性」をチェックすると思います。
こちらのサイトでは、開業資金の目安・安定性・サポート内容の充実度でおすすめフランチャイザー(本部)を比較しランキングしています。では早速発表しましょう。
高齢者専門 配食・宅配サービス
開業資金の目安 | ![]() ![]() ![]() ![]() 初期投資総額:280万円 |
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安定性 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今後拡大し続ける高齢者市場向けへの事業。介護保険の改正に左右されず安定的な収益が見込める。エリアによっては行政から委託を受けることもある。事前注文制で無駄なコストやロスが無く収益性は高い。 |
サポート内容 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 高齢者専門配食業界のパイオニアとして培ってきたノウハウを、惜しみなく提供してくれる。スーパーバイザーによる定期指導・サポートの他、加盟店同士のつながりが強く、他のオーナーや店長からもアドバイスを受けられる。 |
募集エリア | 全国 |
※各フランチャイズの条件等などの情報は2015年1月に集めたものです。
最新の情報は公式サイトでご確認ください。
さまざまな介護フランチャイズを比較して、熟考してみた結果、私が最もオススメしたいのは「宅配クックワン・ツゥ・スリー」です。
宅配クックワン・ツゥ・スリーのフランチャイズは、あらかじめ調理済みの食材を温めて、盛り付けして、配達するというビジネススタイル。
自店で調理しないので、広いキッチンなどは必要なく15~20坪ほどのスペースがあればOK。また、夫婦2人で経営しているというケースも。少人数でできるのも魅力です。
初期投資にかかる金額が抑えられ、低資金でもはじめられます。
宅配クックワン・ツゥ・スリーは、1999年より高齢者向けの配食サービスを始めたパイオニアとも呼べる存在。
長い間のリサーチによって、高齢者の嗜好を分析し、開発したメニューは2,000種類以上。毎日おいしく食べられて、栄養バランスも良いお弁当は、高齢者とそのご家族からも好評です。
また、1食594円と、年金生活の高齢者が継続的に食べられる価格設定になっていて、高いリピート率を誇ります。
糖尿病食、腎臓病食などの制限食や、歯を失った方でも食べられるやわらか食なども用意されており、多くのニーズに答えることが可能になっています。
食材の安全性を追求し、店舗の衛生管理を徹底しているため、安心安全な食事としてケアマネージャーの間での評判も上々。高齢者食宅配部門でのシェアが高く、知名度も抜群です。
フランチャイズ加盟店には契約エリアが設定され、そのエリアに他の加盟店が出店することはありません。
1つのエリアには平均して15,000人~25,000人の高齢者がおり、見込み客をすべて独占することができるのです。
また、この制度によって、他の加盟店とライバル関係にならず、お互いに協力してサポートする関係性を生み出しています。
経営上の問題や日々の仕事で発生した問題は、FC本部はもちろん、他の加盟店に相談したりすることがとても多いとか。加盟店ならではの悩みを同じ立場の人たちと共有しあえる点も、宅配クックワン・ツゥ・スリーのフランチャイズの強みです。
宅配クックワン・ツゥ・スリーの加盟店の顧客は、そのほとんどがケアマネージャーからの紹介。そのため、ケアマネージャーがいる営業先が居宅介護支援事業所になります。
ケアマネージャーに寄せられる利用者からの相談の中で、食事に関する相談が最も多いそう。
献立表があれば、相談の中で配食サービスについて案内してもらえる可能性が高いのです。このような販促ツールとしても使える献立表やチラシなども本部側で用意してくれます。
このような、長年培った営業・集客ノウハウを本部が蓄積していて、加盟店に惜しみなく提供してくれるのです。
宅配クックワン・ツゥ・スリーの事業説明会では、さらに詳しいノウハウを聞くことができます。介護ビジネスのフランチャイズ加盟を考えている方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
介護フランチャイズを行うにあたって、フランチャイザー(本部)を選ぶポイントは以下の3点です。
介護業界は制度改正法が目まぐるしく変化するため、情報収集・分析を行って正確な制度動向を捉え、柔軟に戦略を練ることが出来なければいけません。
しっかりとしたフランチャイザーであれば中長期の経営ビジョンを練っているはずです。説明会に行った際は、フランチャイジーの収支見込みの計画書を提示してもらいましょう。
フランチャイジーは計画書を提示しながら、「介護フランチャイズを行うとこのような収支になる」と説明します。その計画書がどういった根拠で作成されたのか、明確に分かる数字としての根拠を聞いて下さい。
フランチャイザーが実際のフランチャイズ店の収支をもとに説明していたとしても、同じ開業地域でなければ収支が変わってきます。
また、創業して間もないフランチャイズ店に利益が出るような収支計画書は、何かウラがあるかもしれないので注意が必要です。